66 困った鍵のトラブルと対策情報 99

鍵のトラブル例:鍵が見つからない時

鍵屋さんの仕事 いつも持っているはずの家の鍵がない、確かにカバンに放り込んだはず、カウンターの上に置いていた鍵がない!など、習慣的に行っていたり無意識の場合は、鍵を家の中のどこかに置いたままわからなくなることがあります。
鍵は意外なところにあるかもしれません。まずはゆっくり落ち着いてから、鍵をしまったであろう場所を思い出してみましょう。

まずは探してみる

例えば、昨日着ていたコートの内ポケット・ズボンのポケットなど、無意識に入れがちです。そのまま洗濯されて干されているかもしれません。また、カバンの中、玄関の棚にも鍵を閉めた時のしぐさの流れで置き忘れやすいですね。また財布の中や定期入れに挟まっていたり、どこかに紛れ込んでしまっている場合もあります。
スーパーの買い物袋の中に落ちてしまい、冷蔵庫に入っていることも。
お子様がいらっしゃる家庭では、お子様の宝物箱・玩具入れ・テレビの裏・テレビボードの下といった隙間に入れてしまっている事も。

それでも見つからない時は、カバンから落ちた鍵が会社のデスクに落ちていた、ロッカーの前に落ちていた、など落としてしまっている可能性があります。一度会社に連絡するかしてさがしてみましょう。

とりあえず開けてもらう

もし鍵を紛失してしまい家の中に入れなくなってしまった時は、無理に自分でこじ開けようとするのはお止め下さい。最近の鍵は防犯性が備わっているものが基本なので、鍵をドリルで貫通させたところで開きはしません。またハンマーやトンカチで叩いたところで歪むぐらいにしかならず、またドアを破損させてしまい更なる出費が必要になります。鍵を紛失してしまった時は鍵屋を呼んで鍵を開けて貰う・または壊してもらうようにしましょう。
賃貸にお住まいの方は管理会社に連絡をとり、スペアキーがある場合は開けに来てもらってください。

盗まれた可能性も考える

玄関先などに置いていると、悪意のある訪問者が盗っていくことがあります。盗んだ鍵から合い鍵を作り、元の場所に戻す、後日空き巣に入るといったケースもある為、しばらくして見つかった場合は鍵を交換しておくことも考えておきましょう。